これから本格的な冬になっていく中、電気代の値上げで暖房費はどうなっちゃうのと思いますよね。
我が家は燃料調整費の上限廃止というの見て、電気のプランをまだ上限があるプランに変更してよしっと思っていたのですが、、
そういえば、ガスは?調べてみてゾッとしました。
そりゃ値上がりしてますよね。テレビでガスの事言ってたっけな?
うちは暖房ガスなんです。
実際、どれくらい増えそうか計算してみました。
(北海道在住 利用している北海道電力・北ガスの料金での計算です。)
値上がりで負担はどれくらい増える?
電気代
燃料調整費の上限が3.66だった昨年と上限撤廃になった今年で比較していきます。
使用量 | 燃料調整費 | 負担額 | 使用量 | 燃料調整費 | 負担額 | 差額 | ||
2021年 12月 |
214 | -0.28 | -59.92 |
2022年 12月 |
241 | 9.75 | 2,349.75 | 2,409.67 |
2022年 1月 |
323 | 0.06 | 19.38 |
2023年 1月 |
323 | 9.91 | 3,200.93 | 3,181.55 |
2022年 2月 |
286 | 0.63 | 180.18 |
2023年 2月 |
286 | 9.91 | 2,834.26 | 2,654.08 |
2022年 3月 |
211 | 1.16 | 244.76 |
2023年 3月 |
211 | 9.91 | 2,091.01 | 1,846.25 |
2023年1月からの使用量は前年と同じ、燃料調整費は1月分までしか確定していないのでそれ以降は1月分と同じとして計算しています。
冬の間だけで前年と比べて10,091.55円の負担増となりそうです。
ガス代
ガス代は基本料+使用量×単価という感じで毎月の料金が決まります。
単価は毎月変動します。
使用量 | 単価 | 料金 | 使用量 | 単価 | 料金 | 差額 | ||
2021年 12月 |
83 | 76.98 | 6,389.34 |
2022年 12月 |
80 | 148.65 | 11,892.00 | 5,502.66 |
2022年 1月 |
212 | 80.77 | 17,123.24 |
2023年 1月 |
212 | 130.74 | 27,716.88 | 10,593.64 |
2022年 2月 |
175 | 89.83 | 15,720.25 |
2023年 2月 |
175 | 130.74 | 22,879.50 | 7,159.25 |
2022年 3月 |
168 | 97.5 | 16,380.00 |
2023年 3月 |
168 | 130.74 | 21,964.32 | 5,584.32 |
2023年1月からの使用量は前年と同じ、単価は1月分までしか確定していないのでそれ以降は1月分と同じとして計算しています。基本料を除く毎月変動する部分だけ計算しました。
1番暖房を使う1月の料金が1ヶ月だけで+1万円になる計算です。これをみてゾッとしたわけです。
冬の期間だけで前年より28,839.87円の負担増となりそうです。
値上がりに対しての対策は?
電力会社やプランを変更する
まず、できることとして燃料調整費の上限があるプランにすることです。
調べてみてからわかったのですが、
料金プランには規制料金(電力自由化前からあるプラン)と自由料金(電力自由化になってからできたプラン)があります。
規制料金は北海道電力や東京電力などの自由化前からある会社のみしか提供しておらず、燃料調整の上限が定められています。
そして、値上げなどをする場合は国に申請しなければなりません。
自由料金は電力会社が自由に設定できる為、値上げも自由にできてしまいます。
燃料調整費の上限を設けていたプランも上限廃止が続々と発表されています。
ですから、現状では規制料金プラン(従量電灯Bなど)のある大手電力会社にするのが良いかと思います。
しかし、規制料金プランも来年春の値上げに向けて動き始めてるところが多いようです。
その時にはまた電力会社やプランを見直す必要がありそうです。
節電プログラムに申込む
対象の電力会社から節電プログラムにエントリーすると2,000円相当のポイントが貰えます。これは申込むだけで全員もらえるので、やった方が良いです。
ちなみに私が利用している北海道電力は4,000円相当のポイントが貰えました。(国2,000ポイント+北海道2,000ポイントみたいです。)
エントリーは12月31日まででしたが、一部の会社は1月31日まで延長されました。大手だと大体延長されています。まだの方は今からでも間に合うかもしれません!
こちらから対象の電力会社が確認できます。
さらに12月から3月の期間で設定された節電目標を達成するとポイントを貰うことが出来ます。
前年同月比での削減や時間帯による節電などこちらは各電力会社によってバラバラでした。
エントリーする電力会社の内容を確認してみてください。
その他にも国の対策として、電気、ガスの値引きが下記のように行われます。
電気は
2023年2月~9月検針分(2023年1月使用分から8月使用分)7円/kWh
2023年10月検針分(2023年9月使用分)3.5円/kWh
ガスは
2023年2月~9月検針分(2023年1月使用分から8月使用分)30円/m3
2023年10月検針分(2023年9月使用分)15円/m3
先ほど試算した金額よりは負担は少なくなりそうです。
節電に取り組む
後は各家庭で節電に取り組むしかありません。
我が家が行った対策は
まずは、電気毛布を利用する。とにかく電気代が安い!
寝るときは暖房を消して、電気毛布にしています。
そして、窓に断熱シートを貼る。
100円ショップで買った断熱シートを貼りました。効果はわかりませんが、貼らないよりはいいでしょう。
窓のところに置くパネルみたいなのも売ってたんですが、窓の下の方からの冷気がすごいので、そっちの方が効果があるのかな?
うちは小さい子供がいて置いてもぐちゃぐちゃにされるので買いませんでした。
他にも調べて試してみようかと思っています。
先程紹介した節電プログラムのページにも節電方法の紹介がされていたので、参考になると思います。
この冬は電気・ガスだけじゃなく、色々なものが値上がりしていますが、工夫をして乗り切りましょう!!