こんにちは。
皆さん保険はどうしてますか?
我が家では結婚当初によくある色々な保険を紹介してくれる窓口に相談しに行って加入しました。
個別の保険会社ごとに聞くのも大変だし、勧誘が凄そうと思ったからです。
当時はおすすめされたものに入りましたが、固定費削減しようと思ったときに色々見直してみました。
保険って必要なの?
今年に入ってからこれからのことについて考えることが増えました。少しでも支出を減らしたい、貯蓄を増やしたいと思ったときに読んだ本で医療保険はいらないというのを目にしました。
え!?そうなの?
我が家では医療保険もがん保険も加入しています。
結論から言うと、必要な民間保険は3つだけ
なんとなく不安だから保険には入っているけど、使うかどうかはわからないですよね。もしかしたら使わないことの方が多いかもしれません。
そんな保険の中でも低確率だけど損失が大きいものだけに加入するという考え方です。
その3つの保険とは
①生命保険 生活に困る家族がいる場合
②火災保険 住宅価格、周囲への損害等
③自動車保険 死亡事故を起こしてしまった場合
これらの損失額は数千万円から数億円になる場合があります。
医療保険やがん保険は損失額でいうと小さく、がんになった場合でも約6割の人が50万円から100万円で済んでいるそうです。ある程度貯金があればこれらの保険は不要ということです。
また日本は皆保険なので社会保険である程度のリスクがカバーできてしまうのです。
その中でも知ってよかったと思った制度が高額療養費制度です。
高額療養費制度とは
医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月(1日から末日まで)で上限額を超えた場合、その超えた額があとで払い戻されるという制度です。
上限額は、年齢や所得に応じて定められており、いくつかの条件を満たすことにより、負担を更に軽減するしくみも設けられています。
今回は70歳未満の内容をご紹介します。
70歳未満の場合の上限額
適用区分 | ひと月の上限額(世帯ごと) |
区分ア 年収 約1,160万円~ 健保:標準報酬額83万円以上 国保:旧ただし書き所得901万円超
| 252,600円+(医療費-842,000)×1% |
区分イ 年収 約770~約1,160万円 健保:標準報酬額53~79万円 国保:旧ただし書き所得600~901万円 | 167,400円+(医療費-558,000)×1% |
区分ウ 年収 約370~約770万円 健保:標準報酬額28~50万円 国保:旧ただし書き所得210~600万円 | 80,100+(医療費-267,000)×1% |
区分エ 年収 ~約370万円 健保:標準報酬額26万円以下 国保:旧ただし書き所得210万円以下 | 57,600円 |
区分オ 住民税非課税者 | 35,400円 |
負担をさらに軽減する仕組み 世帯合算
ひとり1回分の窓口負担では上限額を超えない場合でも、複数の受診や、同じ世帯にいる他の方(同じ医療保険に加入している方に限ります。)の受診について、窓口でそれぞれお支払いいただいた自己負担額を1か月単位で合算することができます。
その合算額が一定額を超えたときは、超えた分を高額療養費として支給します。
※ ただし、69歳以下の方の受診については、2万1千円以上の自己負担のみ合算されます。
負担をさらに軽減する仕組み 多数回該当
過去12か月以内に3回以上、上限額に達した場合は、4回目から「多数回」該当となり、上限額が下がります。
適用区分 | 多数回該当の場合の上限額 |
区分ア 年収 約1,160万円~ 健保:標準報酬額83万円以上 国保:旧ただし書き所得901万円超 | 140,100円 |
区分イ 年収 約770~約1,160万円 健保:標準報酬額53~79万円 国保:旧ただし書き所得600~901万円 | 93,000円 |
区分ウ 年収 約370~約770万円 健保:標準報酬額28~50万円 国保:旧ただし書き所得210~600万円 | 44,400円 |
区分エ 年収 ~約370万円 健保:標準報酬額26万円以下 国保:旧ただし書き所得210万円以下 | 44,400円 |
区分オ 住民税非課税者 | 24,600円 |
高額療養費制度の詳しい内容はこちらを参照してください。
医療保険、がん保険が必要かどうかはそれぞれの状況や考え方によりますね。
高額療養費制度があると知ったら医療保険はなくてもいい気がします。
結局、我が家では現時点では両方残しています。
詳しい内容はこのあと紹介していきます。
私が参考にした本はこちら↓
保険の事以外も色々書いてありますよ。Youtubeチャンネルもあります。
もう1冊読んだのがこちら↓
こちらの本でも医療保険は不要と書かれていたよ。
我が家で加入している保険
生命保険
保険金額:200万円
保険期間:終身
払込期間:65歳まで
保険料:3,152円
逓減定期保険特約で650万円分をつけていましたが、
子供が産まれたときに見直しをして解約しています。
200万円は葬儀費用などで、特約分は家族の生活費という感じでの契約でした。
こちらは子供が産まれてから加入した保険です。
収入保障保険なので正確に言うと生命保険の分類ではないかもしれません。
一括で○○万円を受け取るのではなく、毎月〇円受け取るというタイプです。
給付金額(月額):12万円
保険期間:60歳
払込期間:60歳まで
保険料:3,097円
子供が大学卒業するくらいまで毎月貰えるように設定してあります。
遺族年金や仕事での収入を考慮した金額です。
ちなみにたばこを吸わない人であれば保険料は1,000円くらい安くなりました。
うちは喫煙者なので。。トータルすると結構な痛手!
入院日額:5,000円
けが・病気が原因の入院中の手術:疾病・手術の種類に応じて基本給付金額5,000円の10、20、40倍
けが・病気が原因の入院外の手術:基本給付金額5,000円の5倍
骨髄移植・放射線治療:1回につき50,000円
先進医療による療養:一時金50,000円および先進医療の技術料相当額(通算2,000万円限度)
保険期間:終身
払込期間:65歳まで
保険料:夫2,154円/私2,105円
本を読んでから一度加入した窓口に相談してみました。
確かに医療保険はいらないという人もいると思いますという感じでした。
高額療養費制度を加味しての負担額がすぐ用意できるかどうかかな。
差額ベッド代や食事代、先進医療などは制度の対象外なので自己負担になります。
生活習慣病とかになったらそれなりにかかるかなと解約まで踏み切れませんでした。
心配性なので。。
がん初回診断一時金:200万円
がん診断給付金:100万円(2年に1回限度)
保険期間:終身
払込期間:終身
保険料:夫2,560円/私2,050円 ※がんと初めて診断された以降の保険料免除
がん保険については残しておいた方がいいと言われました。
以下の疑問点を聞いてみました。
- 医療保険のがん特約にしたら保険料が抑えられるのでは
医療保険とがん保険は分けた方がいい。
がんが治る病気になったらがん保険がいらなくなるから。 - 抗がん剤治療や通院費が出る保険の方がいいのでは
抗がん剤はもし新しい薬が出てきたときに保険適用できなくなってしまう。
給付金タイプだと使い方が自由。 - なぜ終身払いにしたのか
がんと診断されたとき保険料が免除になる。がん保険がいらなくなるかもしれない。
そうすると65歳払いとかにすると保険料が割高になって無駄な金額を払うことになってしまう。
少し前の話で記憶があいまいなので理由が少し違うかもしれませんが、なるほどと納得はしました。
学資保険
進学学資金:50万円
満期学資金:50万円
保険期間:20歳
払込期間:10歳
保険料:93,790円(年払い)
学資保険は事前に調べて一番返戻率が高いソニー生命にしました。
返戻率を上げるために年払いで学資金を2回に分けました。
外貨建ての保険も勧められましたが、進学時にいくら貰えるかわからないし、下がっているタイミングだったら困るのでやめました。
貯蓄型保険
結婚当初に将来のための貯金という感じで加入しています。
保険金額:200万円
保険期間:終身
払込期間:45歳まで
保険料:4,258円
こちらは私名義で加入していて、生命保険の役割もあります。
もし死亡した場合、200万円の保険金がでます。
払込期間が終了した翌年からは返戻率が110%になります。
例えば60歳で解約すると132%となり、どんどん返戻率が上がっていきます。
このタイプの保険は今では返戻率は下がっているみたいです。
自動車保険は今年の更新時に代理店型からダイレクト型に乗り換えしました。
ダイレクト型は事故対応などが不安というイメージがあるかもしれませんが、今は代理店型とそんなに差はないようです。
参考になるサイトを教えてもらいました。J.D.Powerアワード&ランキング
補償内容については対物超過修理費用はつけておいた方がいいと言われました。
相手車の年式が古い場合、修理費が時価額を超えることがあります。相手車の時価を超える修理費については対物賠償では補償できません。相手方が修理を希望した場合、その差額が支払われるというものです。
また、人身傷害の車外についての補償や弁護士費用の特約は家族も補償されるので、どちらか1台につけておけば大丈夫みたいです。
前契約 東京海上日動
対人・対物:無制限
対物超過修理費用補償特約
人身傷害:3,000万円(車内・車外補償)
車両保険:車対車+A 火災・台風・盗難等
弁護士費用等補償特約
ノンフリート等級:夫 20等級/私 19等級
本人・夫婦限定
ざっくりこんな感じの契約(細かい資料が残ってなくて。。)
保険料:夫3,460円/私2,670円 ※夫の車はミニバン、私は軽です
新契約 イーデザイン損保
対人・対物:無制限
対物超過修理費用特約:50万円
人身傷害:夫 5,000万円(車内・車外補償)/私 3,000万円(車内のみ補償)
車両保険:車対車+A 火災・台風・盗難等(夫のみ)
弁護士費用等:300万円
走行距離:夫 3,000km超5,000km以下/私 3,000km以下
ノンフリート等級:2人とも20等級 事故なし
本人・夫婦限定
保険料:夫 24,740円(月換算 約2,061円)/私 13,380円(月換算 1,115円)
今回自動車保険の見直しをするにあたり色々調べた結果、ソニー損保かイーデザイン損保
がいいかなと思いました。ソニー損保の方がロードサービスはよかった。宿泊費や帰宅費用のサポートがついています。
保険相談した際に新規割引を使うために毎年保険会社を変える人もいると聞き、スゴイ!と思いましたが、2台分だと年間2万円!これは手間はかかるけどやる価値ありかな。
ちなみにセゾンのおとなの自動車保険は継続でも1万円ほど値引きしてくれます。40・50代の保険料を割安にというキャッチフレーズなので、40代になったら検討してみようかなと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は我が家の保険加入状況を中心にまとめてみました。
保険について見直すにあたって色々なことを知ることが出来ました。
高額療養費制度は今まで知らなかったので、今後の参考になりました。
結婚当初に加入した保険は、なぜこの内容で入ったのかというのはもう忘れてしまっていたので、改めて説明を聞いてなるほどと納得しました。ちゃんと考えて提案してくれていたのかなと感じました。
医療保険がいるかどうかは悩みどころ。夫はちょっと数値が悪いものがあるので、やめるとしたら私の分かな。月2,000円くらいだから年間24,000円貯金できる。でも、それを医療費として貯蓄しておけるかと言ったら微妙。難しいですね。
学資保険は児童手当の半分くらいをと思って加入しましたが、今となっては失敗したかなと思います。
当時は投資に踏み切る勇気を持てずに残りの半分で積立NISAやってみようかなという感じでした。
学資保険は満期まで引き出せないけど、積立NISAの方が増えそうだし引き出すこともできる!
2人目の分は学資保険は入らず、投資で運用する予定。
結局、見直したのは自動車保険だけでした。
保険料を少しでも節約するため年払いにしました。あとは私の車は10年越えだしそんなに乗らないので、車両保険をはずしました。あとはほぼ同じです。
今までの年間73,560円から38,120円でほぼ半分に減らすことができました。
以上になりますが、皆さんの参考に少しでもなればと思います。
それでは。